右近生誕の地である高山
高山右近は、戦国時代の最中である1552年に高山飛騨守の長子として豊能町高山に生まれました。その当時、地方豪族が戦国武将として台頭し、高山飛騨守も奈良の澤城を任され、頭角を現しました(右近7歳頃)。その頃、キリシタン布教が広がり、飛騨守たちは、それを阻止しようとしましたが、逆に教理に惹かれ、一族、家臣達とキリシタンに改宗しました(右近12歳頃)。このことが後の右近に大きな影響を与えます。その後、三好一族と松永久秀が対立、飛騨守は澤城を守り切れず高山に敗走しました(右近15歳の頃)。