26 クサソテツ(コゴミ)(草蘇鉄)
別名 青こごみ、いちやこごみ、ほんこごみ、こごめ、こうみ、そろみ等、様々な名前で呼ばれる程よく知られた山菜です。
葉の特性 葉には2型があり根茎から束生。春に栄養葉が現れ,長さ1メートルに達し,胞子葉は秋に
栄養葉群の中心部から出ます,高さ60センチ。胞子のう群は、秋に熟します。
分布 北半球の北半に広く分布し、日本では、各地の山地の林中に生える夏縁性多年草。
 大阪のT・Tという店に行くと1年中山菜料理ののコゴミがあります。コゴミとはクサソテツの別名であり、ゼンマイのように巻いた若芽のことです。料理法はゆでてそのまま調理できます。ひたしもの、ゴマあえ、マヨネーズあえなど色々。
 保存するには塩つけ、うのはなづけ、山中の林内、原野、川原などにあります。落葉性の多年生草木。
根茎は塊状で地中に直立し、古い破柄の残りで頑丈にみえます。
 余野、川尻にあり稀な植物。クサソテツは草木性のソテツ「草蘇鉄」です。(上田)
写真提供:Botanical Garden