23 ヨシ(蘆)
学名 Phragmites australis
別名 アシ、「葦」,「芦」
樹高 3m
花期 8〜10月
花言葉  神の信頼・音楽
名の由来 アシとも言うが,「悪し」に通じるので「良し」と言うようになった。漢字も葦,蘆,芦の三通り。
葉の特性 茎は太くてかたく、節間は長い。葉は互生し、長さ20〜50センチ。
花の特性 花序は長さ15〜40センチの大型の円錐状で、淡紫色を帯びた小穂を蜜につけます。
実の特性 太い地下茎と種子で繁殖します。
分布 ヨシは日本全国、世界各地の暖帯から亜寒帯に広く分布する多年草。
 大阪の花はヨシ(アシ)です。1953年NHK、交通公社などが共催したはがき投票で決められたものです。
 1983年3月12日の府商工農林委員会で、ある議員が府の花はアシとなっていますが、アシはイネ科の多年草で、
花ではないと発言したという話があります。花ではないと発言したことは、シダレザクラやツバキの花などに比べて華やかさに
欠けるということをいいたかったのではなかろうかと思います。
花がないわけではないですが、ヨシ全体をみると茎や葉の方にウエイトがあるように感じます。
 ヨシで有名なのが、高槻市南東郡の淀川河川敷の鵜殿のヨシ原が有名です。
 豊能でも淀川べりのようにデルタ地帯があれば、有名なヨシ原ができるでしょう。余野橋付近はこのヨシがあります。(上田)
写真提供:Botanical Garden