22 ヒメアブラススキ(姫油薄)
学名 Eccoilopus cotulifer
樹高 80cm程度。
花期 7−10月
果期
名の由来 茎や穂の軸から油臭い粘液を出すことがもとになっています。
葉の特性 葉長: 10- 40 cm、茎は細長く、下方で分枝する。葉は薄く、細長く、線形。
花の特性 花径: .2- .3 cm。秋、花緑紫色を帯びる、茎先に密な円錐花序、数回分枝
実の特性 長さが 20-30cmの穂が垂れ下がります。
育成地 山野や林地の縁、藪。本州(関東以西)〜沖縄
 イネ科植物を説明するのは非常にむずかしいです。説明するとかた苦しくなります。結局わからなくなります。
1982年夏に、吉川の上杉池から吉川神社に行く途中の山すそで採取しました。その場所以外ではまだみたことがないです。
 茎の高さは50cm位で茎は細く硬く、分枝し、節には白い短毛があります。やや稀な植物。姫油ススキのことです。(上田)
写真提供:身近な野生植物のページ