15 アカヤマドリ(赤山鳥)
学名 extremiorientale (L.Vass.) Sing.
樹高 傘の径20cm以上にもなる大型のキノコ。
時には人の顔より大きくなる
名の由来 種小名のextremiorientaleは極東のといった意味で、このキノコが中国、韓国、ロシア極東地方、日本に分布することから付けられたようです。
特性 傘:橙褐色、ビロ−ド状、しわ状〜多亀裂。菅孔:黄色。柄:橙色。大型菌
食べ方 まったりとした味で傘は料理すると黄色くなります。
柄はバタ−焼き傘はカレ−に入れると独特の味を出しおいしくなります。
成菌の菅孔もおいしく食べる事が出来ます。
菅孔をはがし、バタ-を塗ったアルミ箔にしいてオ-ブンレンジで約3〜4分焼き少々バタ-と醤油を付けてたべます。
分布 夏から秋に広葉樹、雑木林等に発生。かなり頻繁に公園などにもあります。
アカヤマドリという名前をきいて何の名前にきこえるでしょうか。
私がはじめてアカヤマドリ(その時は名前を知らなかった)にであったとき鳥の名前だと思いました。
鳥の名前がキノコについている不思議にであったのです。

それとはうらはらに、鳥の名前が植物についているものにホトトギスがあり不思議をとりもどしました。

 私が採取したのは1983年9月17日牧であり大きさのメモは紛失しましたが、1本で1kg以上あったと記憶しています。
 このキノコが食用とわかっていながらもキノコで死亡した話を植物仲間からよくきかされているので、もしかのことを考え食用にするのをやめました。

フライ、てんぷら、つけ焼き、酢のものと料理法はいくらでもあります。今後みつけた時には挑戦してみるつもりです。
(上田)
写真提供:八王子のきのこ