14 かんちく (寒竹)
学名
Chimonobambusa
別名
紫竹
樹高
1〜3メートル
タケノコ
タケノコ(筍)は美味。
名の由来
名前は、秋から初冬にかけてタケノコが出ることから付けられました。
稈の特性
稈は黒紫色で、普通2mほどであるが、時には5〜6mになります。
太さは数ミリほどであるが、その色は素晴らしい。
用途
桿は紫黒色を帯び、広く庭園用として植栽されています。
材は和風建築や工芸品に利用されます。
分布
本州の宮城県以南から四国、九州それに沖縄に分布しています。
写真提供:ボタニックガーデン
日本の竹類はすべて春に筍が出るのに、カンチクは冬に筍が出ることから寒竹とよばれています。
豊能町では秋(10月頃)に筍がでるようです。
普通、稈は黒紫色で高さ2m、直径2cmにもなります。竹の皮には虎肌状の黒褐色の斑点が現れます。
筍は美味なので煮食用とします。川尻、木代に沢山ありますがこれもオカメザサと同様栽培種が広がったものでしょう。(上田)