13 おかめざさ (阿亀笹)
学名 Shibataea kumasaca
樹高 1〜2m、
直径3〜4mmの小形

6月

名の由来

名前は、浅草の酉の市でこの竹竿におかめの面を下げることからです。

葉の特性

1節から5本の短いを枝を出し、1本の枝に1枚の葉を付けます。その葉もやや小さく、丸味を帯びた感じで可愛いです。

用途

びっしり密生して生えるので、斜面の緑化や地被として最適。最近、公園や公共広場などの斜面に良く植えられています。
高級料亭の庭などで独特の雰囲気を醸し出しています。

写真提供:ボタニックガーデン
竹類を大きく分類すると、竹類、笹類、バンブー類にわけることができます。
オカメザサは名前から考えると笹類に入るように考えられますが、そうではなく竹類に入るです。オカメザサというササはありません。
稈が低くて基部より葉をつけるますで公園や庭園などの緑としてよくつかわれています。池田の呉服神社のエベッサン行事に飾りものをつけて売っているのもこの竹です。
豊能町では吉川、切畑、川尻などに自生はしていますが栽培種が広がったものです。
オカメザサは東京浅草の酉の市で「おたふく」の面をこの竹竿につり下げたところからつけられました。(上田)