9 ギンメイチク(銀明竹)
学名 Phyllostachys bambusoides
名の由来 稈が緑色で芽溝部が黄色のものはギンメイチクと呼ぶようになった
幹の特性 稈が緑色で芽溝部に黄色の縦縞がある。「
分布 全国では、7カ所が天然記念物の指定を受けている。
私が25才の時、このギンメイチク林を確認しました。新聞紙上に、滅びゆく日本原産のギンメイチクを紹介したところ竹ドロボウが出現したほどめずらしいものでした。
そのときは、日本で2ヶ所しか見つかっておらず3番目ということでした。
その面積は日本最大の群生地(約260?に約850本)と折紙がつきました。
天然記念物の指定や話や、万博会場の千里丘陵に全国のめずらしい竹を集めて日本的な庭園をつくり、世界の人々にみてもらおうと、大阪府はギンメイチクの出品を計画した程でありました。
この竹は表面のみぞに黄色い線が入った美しい竹。この竹林も一時は花が咲き枯れましたが回復に戻りつつあります。もちろん竹林は豊能町にありますが植物保護の立場から場所はふせておきます。(上田)
写真提供:ボタニックガーデン