4 アケビ(木通 )
学名 Akebia quinata
別名
樹高 落葉つるは右巻き
花期 4〜5月
果期 9〜10月
名の由来 果実の色に由来する朱実。果実が熟すと口を開けるところから 開け実 など
葉の特性 小葉は5個ある。
花の特性 花茎は10cm前後で直立し、花被片6枚の花を付ける。暗紫色(紫色系)
実の特性 アケビは,うすい紫色をして,中には甘い種まみれの白いネバネバがあります。
この部分は砂糖のように甘く,口の中でトロリととろけます。 秋の山で味わう甘い味です。
分布 山野に生える落葉つる性
アケビは何といっても秋山の代表で、味はおいしい。14年位前に豊能町の名産に私は「アケビめし」を提唱したが中々定着しないようです。現在、果実の皮を油でいためて食べる地方があるとききます。
アケビは5枚の小葉からなる。3枚からなるものはミツバアケビ。アケビとミツバアケビの雑種をゴヨウアケビといい、池田の五月山で確認されます。
アケビによく似たものにムベがあり、ムベは果実が開かないのに対し「明け実」がアケビになりました。
薬草としては、腎臓炎、尿道炎などのむくみにききます。(上田)
写真提供:Botanical Garden