活動記録

寺には開基・開山があります。フジバカマの開基・開山者は我らである。
その責任は…思い。等々、談笑の中、手は動く…先月フジバカマの移植したその周りの除草作業に入る。梅雨前の快晴の中、今回もいい顔が揃いました…皆後期高齢者?で意気軒高である。
失礼、相川ご住職さんと妙勇さんはアクティブシニア層!!

フジバカマと会うのは1か月ぶり。光合成がよく生育状態は良であるが、一部新芽にやや害虫がつき出した
…が、市販のオルトラン散布で大事ないだろう…。
フジバカマの株元から新芽が顔を出し始めました。境内山門奥の憩いの桟敷席から飲むお茶に目の前に広がる田んぼのロケーションは至福である。人と人との繋がりはなによりの財産ですね。(上山)


法性寺の豆知識

❶豊能町切畑「法性寺」は、およそ 410 年もの歴史を持つ、豊能町唯一の日蓮宗の寺院である。
❷由緒によれば、昔は中谷山日光寺と号す禅寺。後、慶長 11 年(1606)12 月 3 日宗門中興
の師身延山 21 世寂照院日乾上人切畑を教化して一乗法華となる。
❸寛永 18 年(1641)9 月 20 日、領主能勢市十郎頼永(頼次五男)の内室が逝去する。その内
室の菩提を弔うため、西野村芝の下に一宇を建立し妙忠山法性寺と号す。
❹「薬医門」は主柱と控え柱の計4本、切妻造りの屋根等からなる。本柱と控柱を結ぶ梁の中間
の上に束(つか)をのせている。この束に能勢頼次公の家紋「矢筈十字」が刻まれる。当時、切
畑村は日蓮宗・能勢家支配地であったことが分かる。
(大阪府文化財愛護推進委員/上山)