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ユリ科 14 ツルボ (蔓穂)
15 ヤマラッキョウ(山辣韮)、ノビル (野蒜)
土手など日当たりのよい地に生えます。葉は春に出たものは夏までに枯れ、秋にまた出て葉の間から茎を出し総状花序を出し淡紫色の花を開かせます。卵形の麟茎が増えます。ツルボの名の由来はよく分りません。 サンダイガサともいいますが、この方は昔公卿が宮中へ参内するときにお供が後からさしかけた傘をたたんだ姿に似ているからです。
この属はニンニクやタマネギなどの仲間です。ヤマラッキョウは日当たりのよい草地に生えており10月頃にラッキョウに似た紅紫色の花が咲きます。
ノビルは草地や土手に多く一般的な雑草です。花序にムカゴがついているものが多いです。花は5〜6月。
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