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ユリ科  10 ギボウシ(擬宝珠)

 

11 ヤブラン(藪蘭)、ヒメヤブラン(姫薮蘭)

 

ギボウシは鑑賞用に多く植えられていますので、余り説明を要しません。自生しているのはオオバギボウシとミズギボウシ(コバギボウシ)で、能勢町の湿原では葉の更に狭いナガバミズギボウシも見かけます。

オオバギボウシは7月、ミズギボウシは8月頃に紫白色の花が総状に出ます。

 

薮や林の日陰に生え葉がランに似ているのでヤブランといいます。
8〜9月頃赤紫色の花が咲き、種子は秋に緑黒色に熟します。

 

 

 

 

 

 ヒメヤブランも同じような所に生えるが、葉がずっと小型でヒゲ根も細い。ジャノヒゲと似ているが、花序が直立することと種子が黒熟することで区別できる。

 

 

 

 

 

 

 

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