title.jpg

前に

 

次に

ユリ科    3アマドコロ(甘野老)、ナルコユリ(鳴子百合)、ミヤマナルコユリ(深山鳴子百合)

アマドコロはやや明るい林床に自生し5月頃に花をつけます。ナルコユリとよく似ていますが、茎が角ばっているので区別できます。
また花は茎の付け根から1〜2個つきます。
 根がヤマノイモ科のトコロに似ており少し甘いのでアマドコロと呼ばれます。トコロの根は大変苦いです。根はトコロに似てヒゲ根が多くナルコユリとは異なります。

 

ナルコユリは4〜6個の花が並んでぶら下がる様子がたんぼに下げる鳴子に似ているのでナルコユリと呼ばれています。
 アマドコロと同じような所に生え6月上旬頃花が咲きます。
 初谷川や妙見川にも割合大きい群生があります。茎が角ばっていないこと、花の数が多いこと、地下茎は塊茎が連なり前年以前の茎の後が円く残っている点でアマドコロと区別でききます。

ミヤマナルコユリはやや乾いた丘陵地あるいは少し高いところに生え6月頃花が咲きます。
前二者と違うのは茎が少しジグザグになっていること、細長い花柄の先に2〜3個つく花がひとつおきに左右に別れニ列になって咲く点ではっきり区別でききます。

 

 

top.jpg植物館に戻る