能勢の植物135種

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ユリ科 1.ササユリ (笹百合)

 

2. オニユリ (鬼百合) と コオニユリ (小鬼百合)

葉が笹の葉に似ているのでササユリといいます。またサツキ(旧歴5月)に咲くのでサユリともいいます。明るい林の中や笹原に自生しています。やや暗い林床にも自生していますが成育は悪いです。
 6月上旬頃花が咲き強い匂いがあります。花の色は生えている場所により差があり、薄いピンクから濃いものまで変化します。また葉の先白いものもあります。
最近では掘り取られる為か見かけるのがだいぶん少なくなりました。しかし移植は困難で庭ではうまく育たないから自生しているものを眺めるようにして下さい。

 

オニユリは庭や畑によく植えられているが自生はそれほど多くはありません。7〜8月頃陽地で花を見かけます。
もとは中国の原産で、栽培されていたものが野生化したものと考えられています。茎にはムカゴがつくのでバラまいておくと栽培できます。
 コオニユリはオニユリと比べるとずっと小型で葉も細いです。
花はよく似ていますが茎にはムカゴがつかないので区別できます。
日当たりの湿地を好み能勢町では割合多く見かけますが光風台やときわ台周辺では極稀に見かけます。

 

 

ササユリ

オニユリ

コオニユリ

 

 

 

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ムカゴ