46 ヤマノイモ(山の芋)ジネンジョウ(自然生)
多年生のつる性植物。地上部は一年。
地中に深く長大な円柱状の根が伸びます。中身は白く柔かく粘りがあります。
トロロイモとして食用にしています。
採集と調製 11月ごろ、葉が落ちてから根を掘る。外皮を除いて適当な長さに切って日干しにする。これを山薬と呼んでいます。
分布 本州以西の日本各地、朝鮮・中国。
11月頃ともなれば、ヤマノイモ堀りの適期となります。9月頃に掘ると、昨年のものが今年のものにうつり変った直後だけにみ
ずみずしく、本来のヤマノイモの味はおちます。
 ヤマノイモについてかけばきりがありません。今後はこれだけについて書くことにし、ヤマノイモの記録にとどめることにします。
 1983、11,10 場所、豊能町、重さ1k700g、長さ1m10cm。採取者:下中光明、とろろ汁にすると28人ができます。
 1983、11,13 場所、豊能町、重さ1k100g、長さ1m35cm。採取者:上田正和、とろろ汁にすると18人ができます。(上田)
写真提供:Botanical Garden