32 シロツメグサ(白詰草)(クローバー)
学名 Trifolium repens
別名 クローバー、シロレンゲ、ホワイトクローバー・オランダゲンゲ
花期 5〜9月
名の由来 日本に初めて入って来たのは、弘化三年(1846年)オランダより徳川幕府への献上物の器物
“ギヤマン”(ガラス製品)の間に詰められた乾草が最初と言われ、ツメクサと呼ばれるようになりました。
葉の特性 葉は3〜4枚の小葉で4枚の葉は、四葉のクローバーで有名
花の特性 花は長さが約1cmの白い花が多数集まって球状の花序を作って咲きます
分布 日本全国。多年草。世界各地で栽培され、また野生化しているとのことです。
写真提供:近藤徹氏
 1846年オランダから帰化しました。俗にクローバーの名でよく知られた植物です。現在は全国いたるところにあります。
普通クローバーは三つ葉で、四葉をさがせば幸運だとかいって、四葉のクローバーさがしをよくしています。
四葉クローバーの記事は、町報とよのの57年7月号に紹介されているので省略します。
「クローバーの花は白色で」とあるが、最近(57.5.22)ピンクのクローバーが出現していることを、川尻において確認しました。
園芸会社のカタログをみていたら、シロツメグサのピンクが園芸品種として売り出されています。
これは突然変異の固定化したものでしょう。
 シロツメグサは裸地や植生が破壊されるところに侵入してくる先駆植物です。(上田)