28 ジュウモンジシダ(十文字羊歯)
学名 Polystichum tripteron Pr.
別名 シュモクシダ
樹高 30〜50p。葉長: 20- 40 cm
名の由来 葉の開き方が、全体として十文字のようになることに由来する命名です。
葉の特性 束生する葉が,一回羽状に分裂し,さらに一番付け根の葉が更に羽状に分裂
夏緑性(暖地では常緑性)
分布 在来種  日本全土、山地の林床
写真提供:Botanical Garden
 植物の名前の由来について調べてみると色々な考えからつけられています。
植物全体の感じから名づけられたもの、器官の形態から、数から、化学的成分、性質から、何に似るかによって、生育地によって、多種多様です。
 このジュウモンジシダを考えてみると、何に似ているかによって名づけられています。その中でも文字にたとえての部類にはいります。
たとえば外に、ダイモンジソウ、ハチモンジソウなどがあります。名前のつけかたの一部を列挙したが、時間があればこんなことにも力を注いでみたらいかがでしょうか。(上田)