17 オオイタドリ(大痛取)
学名 Polygonum sachalinense
別名 大虎杖
樹高 2〜3m
花期 8〜9月
食頃 長さは30〜40cm
名の由来 イタドリの和名は、揉んで張ると痛みが和らぐことから「痛みをとる草」と言うことです。
葉の特性 葉は長さ15〜30p、幅10〜20pの長卵形〜卵形で、基部が心形になります。裏面が粉白色を帯びます。
茎の特性 茎の上部に多数の白花が総状に密につきます。
花の特性 花は白色で茎の上に円錐状に多数つきます。
分布 北海道、本州。川沿いや堤防、海岸の斜面
豊能町で私がはじめてオオイタドリをみたのは1980年7月31日高山(正式には箕面市に入る)地区でありました。これも高山小学校の吉川先生に教えてもらいました。吉川先生は現、光風台小の上浦先生に教えて教えてもらったとのこと。
 東北地方ではよくみますが大阪でははじめてです。それも1株や2株ではありません。道路の斜面一面100u位に繁茂していました。
 どこから来たのか考えてみました。誰かによって種か根が運ばれてきたのでしょう。1980年の3年前より箕面ダム工事がはじまり、その関係ではなかろうかと考えます。
 今後のオオイタドリのゆくえに注目です。(上田)
写真提供:近藤徹氏