令和7年3月15日

豊能町にはシカ・猪のほか多くの動物が生息しています。北摂地域ならではの自然の利用、里山の成立、動物との関係から野生動物問題についても皆さんで一緒に考えましょうと、大阪自然環境保全協会の常俊容子氏を迎え、豊能町観光協会主催にて自然講座を開催しました。

3月15日(土)午後2時から4時まで豊能町西公民館大会議室では、参加者25名が熱心に、生息する動物の種類、動物の糞や足跡、時代とともに緑地、山林の形成、人と動物の関り共存について聞き入りました。

参加されたからの質問では、シカの嫌う植物キツネノカミソリなどを食べるようになってきた事情やアンケートでは、豊能町のシカが増えすぎて困っている。豊能町は自然環境がとてもいいが環境保全と農作被害防止の難しさがわかった。などの意見が聞かれた。

どのような講座を希望ですかのアンケートには、豊能町の動物がどこでどんな生活をしているのか。畑作りをしているが、獣害でお手上げ状態、獣害防止方法について教えてほしい。など要望もありました。

興味深い時間を過ごさせていただきました。(榎谷 記)