根の汁をなめると、余りにも苦いので目がくらくらするということで命名されました。この正体はマトリンというアルカロイドです。
茎は木本状に直立して1mほどになり葉に臭みがあります。初夏に淡黄色の蝶状花を多数つけ、7cmくらいの豆果ができます。根は苦参という生薬になります。葉を煮つめた汁は家畜の皮膚病の薬にしたり駆虫薬とします。
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山地の林に生え、1〜1.5mの茎を直立します。葉は5枚または7枚の
羽状複葉でフジに似ており、夏から秋にかけて淡紅色の蝶形花を多数つけて美しい。豆果は半月形の節が二つ並び先に鈎状の毛があります。
ヌスビトハギやヤブハギもこの仲間です。ハギの仲間はほとんど木本です。
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