この仲間ではトウバナが道端などに最も普通に見られます。
茎は地を這って増えますが、後に立ち上がって夏に茎の先に花穂をつけるので塔花です。
クルマバナは山地や野原に生え、高さは80cm程になります。
夏に枝先に花穂をつけ淡紅色の花を数段輪生します。花の輪生する様子で車花といいます。
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葉から薄荷油をとり香料や薬用にします。
やや湿ったところに生えいわゆるハッカの匂いがします。
ハッカらしいものを見たときは葉をもんで匂ってみるとよいでしょう。
夏から初秋にかけて淡紫色の小さい花が葉のつけ根に群がってつきます。
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