51 10月 シュウメイギク (秋明菊)
 白く見えるのは花ではなく,萼です。花(萼)が散った後,黄色くて丸いものが残っているのもおもしろいです。葉は根本に大きいのがあり,花をつける茎には小さな葉しかありません。赤紫色の花が咲くものもあります。
シュウメイギク(秋明菊)と呼ばれていますが、実際にはキク科ではなくて、アネモネに近い仲間です。
秋明菊は茶花として好まれるほか、山野草を中心とした和風のお庭の半日陰を飾るのに適した植物です。
秋明菊の原産地は中国ですが、昔から日本で栽培されていました。古くは貴船菊と呼ばれていたようです。英名は実は「ジャパニーズ アネモネ」です。