18 ツチアケビ(土木通)
学名 Caleola septentrionalis
樹高 0.5〜1m
花期 6〜9月
名の由来 果実の色や形がアケビに似ているためです。
特性 葉緑素のない腐生植物。
実の特性 果実はバナナのように湾曲し赤く熟すのでよく目立ち,これがアケビの実に似ているのでこの名が付きました。
分布 北海道・本州・四国・九州。山地・低山,森林・林縁
「土アケビ」で、ランであるが花の後、バナナに似たまっ赤な果実を6〜7月頃つけます。これをアケビの実に見たててつけた名でです。バナナというよりもウインナーソーセージの方がピッタリしています。が、ツチアケビの発見当時はウインナーソーセージがなかったのだと思います。ツチウインナーではどうでしょうか。
 山地の木陰に自生する無葉らん。茎は高さ40〜90cm位になります。
戸知山、切畑、牧、野間口にある。薬草としては、利尿、湿疹にきく。(上田)
写真提供:近藤徹氏