123 吉川城址 

 

 

 

 「吉川城」は「長棚城」とも言われ、「吉川長仲」が1498年に築城し、「吉川長仲・長満・定満」の三代に亘り吉川家が1492−1573年の約80年城主となった。しかし、時は応仁の乱(1467年)から30年以上後の戦国時代、群雄割拠の乱世で、「吉川城」は戦時の城、番所として築城し、「井戸城」は平時の城として、使い分け、時勢の流れを見ていたが、塩川長満(山下城主)が北の門戸を閉ざすために、吉川氏を攻めたため、吉川城・井戸城は1573年12日間の戦闘の上、11月4日に「井戸城」と共に落城した。